投資戦略・方針

投資方針と目標について

Investment policy
スポンサーリンク

当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。管理人のりぜぶると申します。

今日は現在の投資方針と目標について記したいと思います。

目標:30代で資産3,000万円を達成

当ブログでは、30代で資産3,000万円を達成することを目指しています。

20代の目標であった資産1,000万円を達成することができました。少し将来への不安が軽減されましたが、まだまだ人生は変わりません。病気になったら…会社を辞めたら…悩みは尽きません。

そこで、次の目標として、アッパーマス層の入り口である資産3,000万円を目指し、本気で取り組みます。

資産3,000万円を達成しても、不安が解消されるわけではないかもしれませんが、その時は更に上の目標(5,000万円)を掲げて突き進みます。

投資を趣味として楽しみながら、自分の人生を自分でコントロールするために、資産形成を進めていくことを目指しています。

また、その過程での成功や失敗からの学びを共有することで、皆さんの資産形成に役立てていただければ嬉しいです

お互いに刺激し合いながら、より充実した未来を築いていけるように努めていきます。

投資方針

インデックス投資を中心とした運用戦略

全世界株式へのインデックス投資を主軸として投資を行っています。

長期的な視点で、世界の株式市場に分散投資を行うことで、ドルコスト平均法の恩恵を受けながら、世界経済の長期的な成長の流れに乗ることができると考えています。

しかしながら、インデックス投資も完全無欠の投資法ではありません。

短期間で資産を大きく増やすことは期待できず、長期にわたり含み損を抱えるリスクもあります。

そして何より、インデックス投資は多くの方がドルコスト平均法で積み立てていくかと思われますが、これは一度設定するとその後は自動で処理されるため、投資といってもやることがありません。

私の場合、趣味として投資を楽しみながら知識や経験を積み、学び続けたいと考えていましたので、この部分は少々物足りないと感じました。

そのため、インデックス投資を中心にしつつ、資産の一定額を自由枠として個別株を購入するという方法を取っています。

定期積立は以下の通りです。

毎月5万円をeMAXIS Slim 全世界株式

毎月6,700円を野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI (確定拠出年金向け)

ポートフォリオのバランスを見ながら追加で購入することもあります。

長期投資が前提ですので、一時的に含み損となったとしても、慌てて短期的に売却することのないよう、しっかりと規律を守り、投資を行っていきます。

株式60%、債券25%、金8%、商品7%のアセットアロケーションに基づくポートフォリオ運用

以前は、リスク資産の約80%が株式で構成されていましたが、今年からは相関係数やリスク(振れ幅)などの指標に基づいたポートフォリオに再構築しています。

長期的な視点から見ると、上昇局面よりも下落局面の方が重要だと考えています。

そのため、コロナショックなどの過去の市場下落時の値動きを参考にして、自分がリスク(振れ幅)に対して耐えられるかどうかを検討し、もし耐えられない場合は、相関係数を考慮して異なる資産クラスに分散してリスクを抑えることを選択しました。

また、以前は常に株価が気になってしまう状況で、自分が考えていたよりもリスク許容度が低かったことに気づきました。私の場合、相場が気になりだすと、リスク許容度を超えているサインとして認識しております。

そこで、下落局面でもある程度の安定性が期待できるレイ・ダリオ氏のオール・シーズンズ戦略を参考に、債券、金、商品の割合を増やすことに決めました。

オール・シーズンズ戦略では株式が30%ですが、私は株式を60%に設定しています。

これは自身の年齢に応じた投資可能期間を考慮して、他の資産クラスに投資をするのであれば、株式を60%に設定しても持続可能な投資を行うことができると考えたからです。

債券は株式よりもリスク(振れ幅)が低く、金や商品はインフレリスクに対するヘッジとしての役割があるとされています。

金と商品の割合については、オールシーズンズ戦略とほぼ一致させています。

アセットアロケーションを通じて債券、金、商品といった資産クラスを組み込むことで、ポートフォリオのリスクを低減し、安定的な運用が期待できると考えています。

現金比率も年齢から考えると30%程度でも十分だと考えられますが、私は40%と設定して下落時の購入資金を確保し、精神的な安定を重視しています。

投資だけで資産を築くというよりも、投資を給与収入の補助的な役割として考えています。

※23/05/18 追記

直近のインフレや年齢、債券、金などのアセットアロケーションを考慮し、現在の40%基準を徐々に30%程度に変更する予定です。

債券・金・商品を組み合わせることを決めたのはこちらの書籍『世界のエリート投資家は何を考えているのか』に影響を受けています。
また、レイ・ダリオ氏のオールシーズンズ戦略については、同書に記載されています。

資産の10%程度を国内株式に投資し、自由に運用

より合理的なポートフォリオを構築するためには、全資産ETFや投資信託での運用にしようかと検討しましたが、やはり自分の好きな銘柄に投資することで少しは楽しみを持ちたいと思ったため、全資産の10%程度は自由に投資しています。

投資は今後何十年も付き合っていく予定ですので、どうせなら楽しみながら継続したいと考え、一定割合を自分の好きな銘柄に投資することを選びました。

10%の内訳は、株主優待銘柄やその時気になった銘柄など、定期的に微調整しています。

基本的に短期売買は行わない方針のため、微調整にはSBI証券のS株を使用することもあります。

銘柄によっては1単元で購入することもありますが、ポートフォリオの分散能力を考慮した場合、1銘柄の影響が強くなり、分散が弱まってばらつきが大きくなることを懸念しています。

単元未満の売却では手数料が発生しますが、私の方針では短期トレードを行わないため、将来的には100株となり、特にデメリットを感じなかったため利用しています。

Fractional Shares
単元未満株【S株】についての考え方単元未満株【S株】についての考え方を解説します。手軽な投資が可能であり、ポートフォリオの多様化が容易な点が魅力的ですが、約定タイミングの制限や指値注文ができないなどのデメリットにも注意が必要です。さらに手数料の高さもポイント。まとめて解説します。...

リバランス以外の短期トレードは行わない

投資を始めた当初は、デイトレードやスイングトレードなどを行っていましたが、仕事中に株価に注意を向けたくなることや、平日は市場に常時接していられないことから、優位性を感じられずにトレードをやめました。

短期トレードは市場の一時的な変動に左右されやすく、決めていた価格に達しても損切りできなかったりするため、自分の投資方針がブレることが多かったという経験が最大の要因でした。

午前中になんとなく購入した銘柄を昼休憩で確認すると、思いもよらない下落を経験しました。短期目線で決算発表をまたいだ銘柄が決算発表後に暴落した際には、ストレスで次の日まで眠れないことがありました。

昨年話題となったNetflixの決算後の下げも直撃しました。幸い数万程度の投資額でしたが、それでも堪えました。

今後もこの経験を忘れずに、自分の方針を守り、長期的な成果を追求するために、売却は投資している企業に致命的な出来事があった場合や、ポートフォリオにおける割合が乖離許容率を超えた場合に限定して取り組んでいきます。

リスク許容度を常に意識しつつ、投資を楽しく続けることを第一に考える

投資を続ける上で最も重要なのは自分のメンタル管理だと考えています。

最初は、とりあえず人気のある銘柄を購入しましたが、そのような選び方は握力が弱く、下落時に手放すことになりました。さらに、手放した後に株価が上昇するとストレスを感じてしまいました。

常に相場が気になり、冷静な判断ができていなかったため、自分のリスク許容度を超えていたと判断しています。

そのため、現在は上昇局面でも下落局面でも精神的に安定できるポートフォリオを作成することを最重要視しています。

以前は、助かりたい一心でナンピンを行っていましたが、ナンピンをすることで、対象銘柄への投資額が増えて、自分のリスク許容度に見合わない状況になっていました。値動きが気になるようになり、結果的に精神的なストレスを感じることになりました。

現在は保有銘柄をある程度決めているため、下落した際には、取得単価を下げるイメージで購入するようにしています。そして、下落時に慌てず取得単価を下げるイメージで購入できる銘柄のみをポートフォリオに組み入れています。

「20代は現金比率を低くする方が良い」という意見やインフレリスクもありますが、私は下落時にメンタル面で安定できると見込み、ある程度の機会損失を被っても現在は40%を目安に現金比率を設定しています。

どこかのタイミングで30%程度になるまで一気に追加購入をする予定ですが、しばらくは現在の方針で投資活動を行います。

※23/05/18 追記

現在は徐々に40%から30%に移行中です。

まだまだ給与所得による入金額の影響が相対的に大きいため、入金力を軸に取り組んでいきます。

以上で今日の記事を終わります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【資産状況】2024年6月末時点のポートフォリオ公開2024年6月末時点のポートフォリオを公開します。NAVは高値更新。株式、債券、金、商品の内訳や、損益額、前月比なども紹介します。...
スポンサーリンク