当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。管理人のりぜぶると申します。
2023年4月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
純資産:NAVは順調に高値を更新
4月末時点のNAV(運用純資産総額)は6,780,303円(前月比:+4.46% / +289,432円)でした。
入金分を除いた純粋な損益は前月比:+2.72% /+176,861円となります。
4月はあまり追加入金を行いませんでしたが、株式を中心に全体的に好調でしっかりとNAVが上昇したことで一安心しています。
まだまだ入金力の影響が大きいフェーズではありますが、徐々に給与所得と金融所得のダブルエンジンの効果を実感できるようになってきました。
5月と6月には、7月の賞与(ボーナス)分を少し分散して先に入金しようかと検討しています。NAVも700万円突破を期待していますが、いずれにしても欲望に身を任せることなく、規律を守って入金していくつもりです。
資産配分:概ね目標配分と一致
4月末時点の資産配分は株式61.48%、債券22.79%、金8.11%、商品7.62%となりました。
今月もリバランスをするほどの乖離はありません。
債券の比率が目標の25%から徐々に乖離していますが、まだ許容範囲内であるため、今月もAGGを少し購入しただけでした。今後、乖離幅が広がった場合にはリバランスを予定しています。
データを記録して感じることですが、ポートフォリオをもう少しシンプルにしたいと思っています。徐々にETFに集約する予定で、少額で保有している銘柄を管理するのはあまり合理的ではないと感じています。新規の銘柄に投資する場合も、管理の手間をよく検討してから購入します。
ポートフォリオの内訳
ポートフォリオの銘柄別の内訳は以下のとおりです。
毎回試行錯誤しながらグラフを作成していますが、より適した管理方法があれば教えていただけると幸いです。
下記のグラフには、銘柄ごとの保有割合、累計損益率、当月取引額、および当月のリターンが記載されています。その他にも項目はありますが、見やすさを考慮して絞り込んでいます。
また、金額は集計日時点での金額を取得しているため、証券口座によって反映タイミングが異なり、若干の金額のズレが生じる可能性があることをご了承ください。
株式
今月は少量保有していたカバーを売却しました。
それ以外は変更ありません。
国内株式 (自由枠)…資産全体の約10%を基準
株主優待 | 9418 | USEN-NEXT HOLDINGS |
---|---|---|
株主優待 | 8697 | 日本取引所グループ |
株主優待 | 7840 | フランスベッドHD |
銀行 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・G |
保険 | 8766 | 東京海上HD |
機械 | 7011 | 三菱重工業 |
半導体関連 | 4063 | 信越化学工業 |
米国株式
S&P500 | eMAXIS Slim 米国株式sp500 |
---|---|
S&P500 | SBI・V・S&P500 |
NASDAQ | eMAXIS NASDAQ100インデックス |
全世界株式
全世界株式 | VT |
---|---|
全世界株式 | eMAXIS Slim 全世界株式 |
MSCI-KOKUSAI | 野村MSCI-KOKUSAI(企業型DC) |
債券
昨年お試しで購入をした既発債をどこかのタイミングで売却してIEFに切り替える予定です。
将来的には、IEF、TLT、AGGに集約して、よりシンプルな形にしたいと考えています。
先進国債券
米国中期債 | – | IEF |
---|---|---|
米国中期債 | 1482 | iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) |
米国中期債 | – | アメリカ国債 2028/8/15トレジャリーボンド |
社債 | – | 三菱UFJ 2033/9/13満期 米ドル建債券 |
米国長期債 | – | TLT |
米国長期債 | 2621 | iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり) |
米国総合 | – | AGG |
金
GLDMに集約する予定ですが、最近はGLDとGLDMを半々で保有してもよいかなと少し悩んでいます。
金 | GLD |
---|---|
金 | GLDM |
商品
現在は資源銘柄の三菱商事とINPEXを保有しています。
コモディティセクターに連動するETFで、自分が納得できるものが見つかれば、それに切り替える予定です。
INPEXについては、現在保有している意味を見出せない保有額となっていますが、ポートフォリオのバランスを考慮すると、追加購入することもできない状況にあり悩ましいです。
資源 | 8058 | 三菱商事 |
---|---|---|
資源 | 1605 | INPEX |
4月の取引内容
買付銘柄
銘柄コード | 銘柄名 | 取引額 |
---|---|---|
– | eMAXIS Slim 全世界株式 | 50,000円 |
– | 野村MSCI-KOKUSAI(企業型DC) | 6,700円 |
– | AGG | 13,691円 |
9418 | USEN-NEXT HD | 29,700円 |
4063 | 信越化学工業 | 38,625円 |
売却銘柄
銘柄コード | 銘柄名 | 取引額 |
---|---|---|
5253 | カバー | 26,145円 |
4月は定期積立を行っている銘柄の取引が大半でした。
USEN-NEXTについては、前回の優待権利確定後、ポートフォリオにおける株主優待枠(現在は全資産の4.5%まで)の割合調整のために手放しましたが、その後コツコツと集め直しています。USEN-NEXTは優待がある限り継続保有する方針であり、一時的に手放した判断は失敗だったと反省しています。
また、今回はカバーを売却しました。通常は売却しない方針ですが、あまりボラが高い銘柄は購入しないようにしています。今回は購入欲求をS株で発散することにしましたが、結果的にポートフォリオ全体への影響が軽微で、追加購入する気にもなれず保有している意味が薄れたため、売却しました。
決算後に上昇したことから、以前のように100株単位で購入しておけばよかったと感じることもありますが、自分が決めた方針に従って取引を行った結果であるため、後悔はしていません。
信越化学工業については、決算後に暴落したため、取得単価を下回ったわけではありませんが、少しだけ追加購入しました。
コアはあくまで全世界株式であり、個別銘柄(自由枠)については、総資産に対する所有上限の割合を細かく設定しているため、100株単位での購入ができない場合があり、少し回り道をしている気持ちになります。しかし、自分の方針を信じて今後も規律を守った取引を行っていくつもりです。
増減上位銘柄の変動状況
今月は債券の下位ランクインが多いですが、最終日に上昇しているため、実態はもう少しプラスとなっています。
三菱UFJ以外は特に損失もないに等しいですが、今年は銀行を保有すると決めていますので、継続保有していきます。
累計損益額
上位3銘柄
1位 | 三菱商事 |
---|---|
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン) |
3位 | USEN-NEXT HD |
下位3銘柄
1位 | 三菱UFJ |
---|---|
2位 | iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) |
3位 | AGG |
累計損益率
上位3銘柄
1位 | +21.26% | 三菱商事 |
---|---|---|
2位 | +10.52% | GLD |
3位 | +9.03% | INPEX |
下位3銘柄
1位 | -2.38% | 三菱UFJ |
---|---|---|
2位 | -0.13% | iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) |
3位 | +0.06% | AGG |
損益額(前月比)
上位3銘柄
1位 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン) |
---|---|
2位 | 三菱商事 |
3位 | eMAXIS Slim 米国株式S&P500 |
下位3銘柄
1位 | 信越化学工業 |
---|---|
2位 | iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり) |
3位 | IEF |
まとめ
ポートフォリオの再構築も残すはS&P500と全世界株式の割合を調整するだけとなり、ほぼ完了しました。
その結果、今月は1月から3月までよりも入金額が控えめになりましたが、NAVはしっかりと高値を更新し、ひと安心しています。
毎月の運用リターンも順調に積み上がっており、資産の増加スピードが徐々に加速しています。上昇局面ではオルカンだけでよくないかな?と思わなくもありませんが、下落局面にも備えて債券などを組み入れたままがんばります。
4月はS株の運用で反省点がありましたが、次回に活かしたいと思います。
また、個別銘柄のパフォーマンスが魅力的で「全資産を注ぎ込めば一気に増やせるのではないか」と誘惑に負けそうになりますが、投資を始めた頃の失敗を教訓に冷静なメンタルを保つことを最優先にして、5月も規律を守って運用を続けます。
なお、投資は自己判断と責任において行うことになりますので、あくまで推奨するものではなく、参考程度にとどめるようお願いいたします。
以上で今日の記事を終わります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。