投資戦略・方針

2023年現在のポートフォリオについての考察

portfolio analysis
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当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。管理人のりぜぶると申します。

現在のポートフォリオに関する考え方をまとめました。

公開目的

自身のポートフォリオの経過を公開することで、将来的に失敗した場合でもその経験を発信することに意味があると考え、公開しています。

当ブログは、資産形成をテーマとしたブログです。記事を投稿するためには、お金や投資についての知識を身につけ、それらと向き合う必要があります。このような環境に身を置くことで、自身が考えて投資を行うための環境を整えることも目的です。

私の次の目標は、資産を3,000万円にすることですが、同じように資産1,000万円を達成して次のステージを目指す方や今後、資産1,000万円を達成した方に参考になるような情報を発信できれば幸いです。

また、それ以外の方も、娯楽として楽しんでいただければ幸いです。

ポートフォリオの考え方

資産が1,000万円に到達したことをきっかけに、ポートフォリオを大幅に見直すことにしました。

以前は個別銘柄をなんとなく購入していましたが、そのような決め方では握力も弱く、分散しているつもりでも、正の相関係数(同じ値動き)ばかりの銘柄を保有していたため、あまり分散されていませんでした。

書籍で知ったポートフォリオを相関係数が異なる(負の)銘柄で構成することで、リスク(振れ幅)を低減することができることに衝撃を受けました。もちろん、リスクとリターンという言葉は知っていましたが、その意味を深く考えたことはありませんでした。

その後、コアとなる全世界株や米国株に対して相関係数を確認し、その結果、相関係数の数値が弱かった米国債や金に投資することや、細かく保有する割合を決めることにしました。

現在はリスク資産の内訳として、株式を60%、債券を25%、金を8%、商品を7%を目標に運用しています。

保有割合を決めることで、規律を持った取引が可能になり、パフォーマンスの向上や短期的な値動きへの気になり方の軽減を実感しています。

リスク資産の割合を選定した理由については、こちらの記事をご確認ください。

Investment policy
投資方針と目標についてインデックス投資を中心に、株式・債券・金・商品のアセットアロケーションを組み込んだ投資方針を紹介。...

商品部分の運用方針

商品部分については、本来はETFでより分散した対象に投資を行う予定でしたが、経費率などを考慮すると魅力的なETFを見つけることができず、現在の方針としては資源関連の個別銘柄を組み合わせて運用することでインフレヘッジを狙っています。

個別銘柄の運用方針

気になった個別銘柄については、以前は一気にまとまった額で購入して、大きな損を発生させたことがあるため、国内株式を自由に運用すると決めている10%程度の枠を調整して、まずSBI証券のS株で少額の投資をしてみて、自分の欲求を抑えることで、リスクを回避しています。

投資機会集合の減少がポートフォリオの分散能力に与える影響を考慮すると、銘柄によっては1単元で購入できるにも関わらず、あえて単元未満で購入することもあります。これによって、ポートフォリオの分散能力を確保することが目的です。

失敗を繰り返してきましたが、投資方針の見直しにより、自分に合った運用方法を見つけることができたと感じています。

現在のポートフォリオの資産配分

各資産クラスについてです。

定期的にポートフォリオを公開する予定ですので、最新情報についてはそちらをご覧いただければと思います。

■おすすめ書籍

株式

現在のポートフォリオでは、株式が60%を占めるように設定しています。

基本的には、全世界株式がコアとして運用されています。

Global Equities
なぜS&P500にこだわらず、全世界株式を投資ポートフォリオのコアに選んだのか全世界株式の魅力について解説します。リスク分散、成長性、世界経済の変化に対応し、投資機会を拡大できる利点や通貨リスクのヘッジについても考察します。...

銘柄はVTeMAXIS Slim 全世界株式野村MSCI-KOKUSAI(企業型DC)を保有しています。

米国株式については、以前はeMAXIS Slim 米国株式sp500SBI・V・S&P500eMAXIS NASDAQを購入していましたが、現在は徐々に全世界株式の割合を増やす方針のため、購入を停止しています。

また、自由枠である国内株式については、私は三菱が好きなため、選んだテーマの中でも三菱企業を選好することが多く、そのため割合が多くなっています。

自由枠の内訳は細かく変動しますので、資産全体の10%程度に収まっていれば、特に絶対的な決まりは設けていません。

債券

債券はデュレーション(期間)毎に割合を決めて購入しています。

米国中期債と長期債をバランスよく保有しています。

U.S. Long-Term Bonds
米国長期債についての投資を考える - TLTとIEFを比較米国長期債についての投資を考える際に比較すべきTLTとIEFを解説します。残存期間、金利、利回り、リスク分散、投資戦略を考慮し、長期債への投資を検討しましょう。...

中期債はIEFと1482 iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)を中心に購入する予定ですが、昨年購入した三菱UFJ 2033/9/13満期 米ドル建債券とアメリカ国債 2028/8/15トレジャリーボンドが割合の多くを占めており、IEFの購入があまり進んでいません。

長期債はTLTと2621 iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)をバランスよく購入していますが、ヘッジコストが気になるため、将来的にはTLTの割合を増やす予定です。

また、味付けとしてAGGも全体の2%程購入を予定しています。

債券については、株式との相関性が低いため、自分のメンタル管理に重要な存在として、今後も一定の割合を継続して投資していきます。

金はETFを購入しています。

最初はGLDを購入していましたが、現在は経費率に優位性のあるGLDMを購入しています。

金については、インフレヘッジとして有効であり、有事の際には上昇することが期待されるため、今後も保有を継続します。

Gold ETF
金(ゴールド)ETF メリット・デメリット金(ゴールド)ETFについてのメリット・デメリットを解説します。ポートフォリオのリスク分散や現物に比べて取引が簡単で低コストが魅力的ですが、価格変動リスクや運用会社の信用リスク、配当にも注意が必要です。...

商品

本来はコモディティセクターのETFを中心に購入することが理想的と考えていますが、

現在は資源銘柄の三菱商事INPEXを保有しています。

ADM (アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド) などの米国株も候補に上がりましたが、現時点では、三菱商事を軸にしながら、徐々に INPEX の株を集めていくつもりです。

将来的にはETFへの乗り換えを検討したり、さらに銘柄を増やして分散を図る予定です。

まとめ

株の上昇局面においては、少し置いてけぼりにされるかもしれませんが、下落局面のパフォーマンスを確認しながら、徐々に投資方針を最適化していくつもりです。

今年は自由枠である国内株式の10%部分以外は大きく変更する予定はありませんので、自分が考えた方針を信じて、規律を守りながら入金を続けていくつもりです。

なお、投資は自己判断と責任において行うことになりますので、あくまで推奨するものではなく、参考程度にとどめるようお願いいたします。

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以上で今日の記事を終わります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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